住宅リフォーム詐欺を阻止
「こんな工事の契約をして、明日その工事を行うが、問題が無いか見てもらえないか」と一般の方が相談のため来訪されました。
ご自宅に現れた建築会社を名乗る男から、設置されている床下換気扇を指摘されて「漏電する危険性があるので、床下の湿気を取り除く調湿材を設置した方が良い」と提案されたという。契約書には120万円ほどの床下調湿材を設置する工事費が記載されていました。
リフォーム詐欺の可能性が高く、心配になったのですぐにご自宅に伺って床下の状況を確認しましたが特に異常はなく、明らかな住宅リフォーム詐欺でした。
その場で、建築会社を名乗る男に電話をかけてもらって、クーリングオフしてもらいました。
リフォーム詐欺だけでなく、詐欺は巧妙なので、ほんとにその場になってみないとわからないものなのだと、そして、いつ自分や家族の身にも降りかかるのではないかと改めて考えさせられました。