2025年 今年の抱負「身体健康」>「商売繁盛」

2025年1月9日
新年あけましておめでとうございます

【昨年を振り返って】
昨年は、この富山で建築業に携わる企業として、能登半島地震に関連したお仕事が多く、仕事始め前から地震直後の建築物応急危険度判定から始まり、仕事納めの日が終わっても基礎のひび割れ補修工事の作業をしていました。また、この1年間の木造住宅耐震診断の数が90棟近くもあり、昨年は本当に地震で始まって地震で終わった1年だったと実感しています。

さらに、当社の事業である住宅地盤調査・解析耐震診断・改修に関連した講演依頼が多く、被災地やイベントにて、液状化復旧や住宅耐震に関するセミナーの講師として多くの場所でお話しさせていただき、それらのテーマの講演は13回に上りました。

今後も、被災復旧や予防・対策が進むように、わたくしたちの経験知識が社会に活かされるよう努力を続けてまいりたいと思っております。

【今年の抱負】
〈福利厚生〉
今日の仕事始めでは、毎年恒例の雄山神社芦峅中宮祈願殿への初詣とご祈祷にスタッフ共々行ってきました。雄山神社では2つまで祈願させていただけるのですが、今年は「身体健康」「交通安全」をご祈祷していただきました。

これまでは事業者として「商売繁盛」は欠かさず祈祷していただいていたのですが、今年はスタッフみんなの健康と安全を優先しました。

理由は、昨年からすすめている福利厚生の計画として、みんなで体力測定会に参加したり、健康に関する支援制度を充実したいとスタッフさんたちからの声に応えるかたちで、今年から実践的な健康活動を開始することにあります。
それは、経営理念の第1番目に「社員の幸福を礎とし、」としているように、ミガキはスタッフみんなの心と身体の健康が「商売繁盛」の土台と考える会社だからです。
あと、年末年始にインフルエンザやコロナが流行してしまい、スタッフ全員で仕事納めと初詣ができなかったことや、みんなが健康や体調を気にしたり、手当するようなお年頃にだんだんとなってきていることがあります。

〈事業〉
今年4月1日より、私たち住宅建設事業者にとって最大級といっていいほどの建築基準法改正が施行されます。
現在の木造住宅の建築確認審査は、かなり多くの項目が建築士の責任において省略されていますが、その省略の範囲が少なくなったり、省エネ適合義務ができて、今回の改正では、特に構造と省エネ関連の検討と計算書・図面の提出が必要になってくることで、私たち事業者の作業量が相当大きくなります。

元々、当社の事業目的は、住宅事業者様が設計や現場管理などの主要な業務に集中していただくための「建築確認業務や構造・省エネ計算などの代行・サポート業」ですので、我々にとって今年の大改正は、元々の業務をバージョンアップするカタチとなります。

バージョンアップの方向性は「お取引先様とのコミュニケーションの効率化と情報の共有化」です。
これまで、作業の効率化を目的に社内の情報の共有化を進めてきましたが、それをお取引様にも波及していくようにクラウドサービスを活用して、相互の連絡や図面・資料の共有を図ることで、ストレスなくお互いのお仕事を進める事ができる環境を構築していきます。

経営理念である「関係企業と切磋琢磨し、企業の価値を高め合い、共栄共存します」という創業時からの想いは、今年の大改正を追い風として、さらにカタチとしていきたいと思います。

2025年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社ミガキ
代表取締役 前田哲宏